2011年4月21日木曜日

天族と魔族どちらを選ぶ? 「The Tower of AION」のFFT






 本日(6月12日)16:00より,エヌ?シー?ジャパンのMMORPG「The Tower of AION」(以下AION)のクローズドβテスト(CBT)が開始される。AIONの前評判はずば抜けて高く,CBTの応募者数が10万以上という類い稀な数字を叩き出しているが,ついにその実力を一般プレイヤーが直接目にするときがきたのだ。
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 熱心なファンならご存じかと思うが,このCBTに先駆けた6月5日から11日までの間,業界関係者や各種コミュニティサイト管理者などを対象とした「ファミリー&フレンズテスト」(FFT)が行われている。今回は,FFテストを通じて分かったAIONの各種ゲームシステムを,プレイレポートとしてお届けしていこう。これからCBTに参加する人は,本稿で予習してもらえると幸いだ。
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 ちなみに今回の執筆にあたり,天族と魔族の両種族のキャラクターを“ディーヴァ”まで育てている。FFTでは片方の種族しか作れない人が大半と思われるため,FFテストの経験者にとっても,今回掲載したスクリーンショットは,敵対種族の様子が確認できるという意味で興味深いはずだ。CBTでは新たなワールドが追加される予定なので,もう片方の種族でキャラクターを育成してみると,また新たな発見もあると思われる。
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 なお,記事の内容的には,以前掲載した先行プレイレポートからの続きとなっている。今回AIONを初めてチェックするという人は,先にこちらの記事で基本情報をおさらいしてから読み進めてほしい。





キャラクター作成から転職までの全体的な流れ

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転職前の段階は,基本的にソロプレイで十分に進められる。レベルが17前後になると,次第にパーティプレイ向けのバランスになるらしい

 まずはキャラクターを作成して,転職クエストを行うまでの部分をざっと見ていこう。作成されたキャラクターは,天族の場合は“ポエタ地域”,魔族の場合は“イスハルゲン地域”へと降り立つことになる。

 両地域は,それぞれ八つのエリアで構成されており,トータルで見るとかなりの広さだ。そしてキャラクターは,転職するまでのほぼすべての時間を,この地域で過ごすことになる。クエストやミッションの依頼を受けるたびに,冒険の場が少しずつ広がっていき,だいたいレベルが1?2上がると新たなエリアへと足を踏み入れられる感じだ。








天族のキャラクターが,転職までの期間を過ごすポエタ地域。マップの南西にあるアカリオス草原からスタートし,ぐるりと回って最終的に北西部へと到達する

 ここで“地域”を強調しているのには理由があって,AIONでは同じ地域内にいる間は,ローディングでの画面切り替えが行われない。ゲームを起動してログインする際のロード時間は長いのだが,それを過ぎてしまえば転職するまで,ひたすらシームレスで続くのである。背景グラフィックスなどのクオリティを考えると,さりげなく凄いことを行っているような気がしないでもない。

 冒険中にエリア間をまたいで移動すると,景観や光源などが繊細な色合いでフェードしていく。この瞬間は何度繰り返し見ても飽きない。それを強く実感するのが,「飛行テレポーター」でエリア間を大きくショートカットするときだ。














アクティブモンスターに探知されると,警告音とともに「!」マークがポップアップ。この段階ではリンク時の対処法が少ないため,1対1でのバトルが基本となる
なにげなくドロップアイテムを確認したら,そこからクエストが始まってしまった。メッセージを読み飛ばしたりしない限り,シナリオの満足度は全体的に高い

 経験値稼ぎに関しては全体的にテンポがよく,クエストやミッションに沿ったプレイを心がけていれば,それだけで自然とレベルが上がっていく。少なくとも転職するまでの間で,経験値を稼ぐためだけにモンスターを狩る必要はない。まぁ,別にモンスターを狩り続けてレベルを上げても一向に構わないのだが,FFテストではそういう人はどちらかというと少数派だったと思われる。



 クエストの具体的な内容は,モンスターを討伐したり隣町のNPCへ荷物を届けたりといった定番系のほかにも,多彩なパターンが用意されている。例えば,モンスターがドロップしたアクセサリーを調べると,とある亡霊の紛失物で,その相手を探しにいくというクエストが発生。また,これは少し先のエリアになるが,フィールド上でモンスターの頭上に「!」マークがあるので話しかけてみると,実はそれはモンスターに姿を変えられたNPCで,彼を助けてあげるクエストなのであった。



 AIONの世界観は従来のファンタジーとは違い,(これは前の記事でも記したが)神話世界の一員としてロールプレイを繰り広げる印象を受ける。クエストやNPCとの会話などで表現されるこの世界には,一貫性が感じられた。








AIONのグラフィックスは全体的に美しいのはもちろんだが,とくに光源処理に目を奪われてしまう。しかも必要とするマシンスペックが低いのだ
池にはフラミンゴのような鳥が生息しており,別の場所ではトラ系のモンスターが家畜を追い回していたりする。各マップにあわせたシチュエーションが目に付く










徒歩のみの移動だと時間がかかってしまうので,各種移動システムの使い方を覚えておこう。“リターン”のスキルはこれからも重宝する
しばらく冒険してから拠点へ戻ると,クエストやミッションの進展を示すマークをちらほら発見できる。ゲームの目的を見失うことはないだろう

 飛行や滑空が行えるようになるまでの間は,基本的に徒歩(走り)による移動が中心となる。スプリントなどの,いわゆるダッシュ系のスキルとは当分縁がないので,移動を手助けしてくれるシステムを積極的に利用したい。まず,上のムービーで紹介した“飛行テレポーター”は,料金がリーズナブルというこ

引用元:RMT